2005年4月1日の日記より
先日見た映画『ナルニア国物語』についてのレビューです。
主観、ネタバレ満載ですのでそれでもいいよって方は続きを読むをクリックしてくださいね。
ではでは…
ストーリー(うろ覚え)
4人の子どもたちが戦争のため疎開に行きます。
疎開先はとある教授のお屋敷。
そこでかくれんぼをしている時に末っ子の少女が衣装ダンスの中で不思議な体験をします。フォーンに出会ってお茶をご馳走になるんですがこの出会いが全ての始まりとなります。
兄弟にそこで起きた出来事を話しても信じてもらえません。
その夜こっそりとベットを抜け出した妹をたまたま見かけた次男が後をつけると彼もまたナルニア国に行ってしまいます。
その時は自称女王の魔女に出会い上手く話しに乗せられて知っている情報をぺらぺらしゃべります。
その後で妹と会いもとの世界に帰るのですが自分がナルニアに行ったことは隠します。
ですが、ある出来事をきっかけに4人揃って100年間冬が続くナルニア国へと行く事となります。
そしてアダムの息子とイヴの娘と呼ばれ、予言の通りに4人が現れた事により冬が終わり春が訪れます。
戦いを経て兄弟の絆は強まりそれぞれが王となり女王となります。
数年後、大人になった四人は遠乗りの途中で見覚えのある街灯を見つけます。それは現世とナルニア国を繋ぐ道なのですが誰も覚えてはいません。
しかし引き寄せられるようにその道に入り込みもとの世界へ戻る事となります。
時間軸が違うので戻った4人は子どものままです。
衣装ダンスの向こうでは教授が待っておりで迎えてくれる。
と、あらすじはこんな感じだったと思います。
読み返してみても支離滅裂なあらすじですがコレくらいで勘弁です。
主観たっぷり感想
見終わった感想は…内容を詰め込みすぎで駆け足な映画だったなと思います。原作を読んでないので実際はどうなのか分かりませんがいまいち物足りない。
ところどころで「ロードオブザリング」や「トロイ」を思わせるシーンがあったり…
冬の国と言う割にはあまり寒さが伝わってこなかったし、動物が話をするというファンタジーテイスト満載なのにワクワクするような感情がわいてこなかったです。
裏切り者の存在は必要不可欠なものだったのかも知れませんが次男の考えなしで自分さえ良ければいいと思わせる行動は見ていてイライラ…
「済んだ事は話す必要はない」
というセリフも?な感じ。
確かにそうなんだけど、どうして次男がそういう行動に出てしまったのかという話があればもっとすんなり見られたかも。
自称女王様の魔法使いはあっさりやられすぎ?
ていうか普通の子どもだったのにいきなり戦術なんかが分かるものなのだろうか?
先陣を切って長男が勇敢に戦いに挑みますがそんなにすぐに剣術をマスターできるの?
あと、全てが終わった後に誰一人として家に帰りたいとは思わなかったんだろうか?
いきなり大人になってたんで驚きました。
悪い事ばかり書いてしまってますが一つ一つのシーンは良いところもありました。王様や長男はかっこよかったし、長女は優しく強かった。そして末っ子役の女の子の演技はとっても魅力的でしたよ。
ただ、最初に矛盾点を見つけてしまい終始その事ばかりが気になって話や映像にのめりこむ事はなかったです。
いつも映画を見た後はその映像や内容が暫くは鮮明に心に残っているのですが今回はそれがありませんでした。
特にこのシーンは素晴らしかったと言う場面が思い浮かばない…
自分の書いたことにフォローをいれるつもりがどんどんとどつぼにはまっていってますね~
前評判でかなり良い映画だという話ばかりを見ていたので期待しすぎたのかもしれないです。
でもさ今回、一番印象に残ったのが本編の前の『パイレーツオブカリビアン』の宣伝ってどうよ?
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